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2008年03月30日

電撃の6ハロン~高松宮記念~

第38回 高松宮記念桜咲き、いよいよクラシック第一段桜花賞の声も聞こえてくるこの季節、中京競馬場でやる最もGⅠにふさわしくないG
Ⅰレース、それが「高松宮記念」と思っている。中京という小回り、平坦コースでなぜGⅠレースをやらなくてはならないのか。それは雪降る季節に行われる2月の府中・フェブラリーSと同じくらい意味不明である。
ところで土曜日のメインは、「日経賞」だった。中山2500mを舞台に行われるこのレースは、よく天皇賞(春)の前哨戦と称される。しかしご存じのとおり、実はこれは春天にはまったくといっていいほど直結しない。それは中山という変態的といっていいほど変則的なコースが舞台であることと無関係ではあるまい。中京はローカル競馬場だが、中山はメイン競馬場の一つ。だがローカルに引けをとらないほどの小回りで、そのくせ直線ラスト1ハロンあたりにあきれるほどの急坂。こんな異常ともいえるコース形態と得意とする馬は、ものすご~く根性があるか、さもなければただのM馬だ。Mゆえ、苦しさにエクスタシーを感じる。そんあ馬は、中山で強い。そして今日勝ったマツリダゴッホもそんなM馬の一頭である。何せ日経賞を勝つまで、全7勝のうち5勝はこの中山で上げたものである。きっとマツリダは超のつくド変態馬である(きっと。
だから春天ではまずこない。少し早いがこんな大胆予想をしてみたい。有馬記念(これも中山2500mだ!)を勝ち、日経賞も勝って、きっと春天でも人気になる。是非なってほしい。そうしてこけてくれれば、おいらは大もうけなのだニコニコ
無事に春天まで過ごせよ、マツリダ。そして春天で精一杯の人気を背負って、歩くのだ。中山の日経賞を使って、春天の人気を集めるなんて、なかなか憎い演出だ。

さて話を高松宮記念に戻す。このレースもちょっと条件は特殊だ。中京という左回りかつ小回りというコース形態。これは他の競馬場に類似する条件はない。そしてどういうわけか、近年「阪急杯」を経てでてくる馬が強いレースでもある。
というわけで中心視するのは、武豊鞍上のスズカフェニックス……ってあれ? ヤネはユタカじゃねぇじゃん! そうか武豊は今週はドバイ行ってていないんだった。まぁローカル競馬のなんちゃってGⅠレースなんて、彼にはおよびじゃないか。乗り替わったのは福永祐一、関西のエリートジョッキーだ。そうしてどういうわけかスズカFが引いたのは一番枠。はぁ、終わったね。福永は関西でもおとなしく、行儀よく乗るタイプ。だから一枠じゃ包まれて追い出せずにあらあらって光景が、すでにおいらの妄想シミュレーションのなかで出来上がっている。
とすると、気になるのは同じ阪急杯組のもう一頭のフェニックス、マルカフェニックスだ。三週続けて、坂路でびしっと稽古して、好時計を連発。前走からの上積みはおおいに期待できる。阪急杯降着の忸怩たる思いは、中京1着1回、3着1回、着外なしのこのコースで晴らさずして、いつ晴らすのだ。問題はヤネが天才の兄ユタカでなく、凡才の弟コウシロウであることだけだ。しかしこのマルカFもマツリダに負けず劣らず、変態馬になる素質は十分持っている。
もう一頭、別路線からの馬をピックアップするならば、⑮トーセンザオー。前走はやっぱり中山のオーシャンSで、あのサンアディユが大きく出遅れ、そのまま殿負けしたナンダカナァなレースに出ていた。トーセンZはこのレースで、前半3ハロンを34.5秒で飛ばしつつ、後半の3ハロンも34.6秒でまとめている。結果6着だが、ラスト3F 34.6はこのメンバーでもそん色ない。しかも暮れの尾張S(もちろん中京、1200m)では、重馬場ながらラスト3Fを34.0秒で後方から一気に突き抜け、トップだ。左回りであげた3勝もすべて中京のもの。さらにヤネが尾張Sを買った赤木に戻ったのだから、それなりに期待していい。トーセン-赤城の組み合わせは、まだ2-0-0-0、つまり一度も負けていないのだ。
結局、軸は⑤マルカフェニックス、⑮トーセンザオウ。ただし私の考えとして「両雄、相並び立たず」の心情があるので、⑤-⑮の組み合わせは買わない。この2頭を中心に、馬連で手広く流すのがおいらの作法である。

ついでに書いておくと、何となく気になるのが、⑥キョウワロアリング。休み明けの前走(オーシャンS)を惨敗しての休み明け2走目だが、調教を見る限り上積み薄いとみて、軸には上げなかった。だが中京芝の実績は、1-2-0-0.この馬も立派に変態馬になる資格はありそうだ。

※結果は明日、「続きを読む」以降に追記します。  続きを読む


Posted by You at 03:31Comments(3)競馬-GⅠ

2008年03月28日

常夏の島、ニッポン

ソメイヨシノ開花いよいよ桜咲く季節となった。日本人にとって、入学、卒業で涙する季節でもあり、花見と称していい大人がドンチャン騒ぎを繰り広げ、辺りにゴミやゲロをまき散らすさわやかな季節でもある。
個人的には花を愛でる習慣もなければ、花(桜)の下で飲む酒がとりわけ旨いと感じる性質でもないので、通りすがりにそういった光景を冷ややかに横目で見ていることの方が多いのであるが。

とはいえ、やはり桜の花は何となく特別で、咲けば咲いたで何となく心が躍るものである。こんな私にも、少しは大和魂の血が流れているようだ。そして今年もその季節がやって来た。

気象庁は27日、東京と静岡で平年より9日早く桜(ソメイヨシノ)が満開になったと発表した。東京の満開は、昭和28年の統計開始以降、3番目の早さ。昨年との比較では、東京は2日、静岡は3日早い。

水戸では平年より8日、長崎県の厳原では1日早く、桜の開花宣言が出た。

27日の最高気温は、東京で平年より1・7度高い四月上旬並みの16・0度、静岡は0・1度上回る15・9度まで上がった。東京では絶好の花見日和の中、気象庁が定点観測している靖国神社の「標本木」で、職員が満開の基準となる「80%以上のつぼみが開いた状態」になっているのを確認した。


【産経新聞 社会面 3/28より引用】


ふと通りがかりの桜を見ると、確かにすっかり花が咲いている。ほのかに桃色の花は、優しくはかない。風が吹くたびにその花びらが舞い散って、いっそうはかなさを感じさせる。
はかなさとはすなわち「潔さ」と言い換えてもいいような気がした。そうであるならば、はかなさという心情は、日本人にマッチするだろう。元来「ハラキリ」の文化を持つ民族であるがゆえ。

一方で桜の花を愛でる習慣は、ニッポンという国の地理的、あるいは気象的条件がバックグラウンドにあることは疑うべくもない。つまり「四季」の変化があり、そのもっとも心地よいとされる春に咲くからこそ、桜はその花の美しさとともに愛されてきたのだろう。入学や卒業の時期をも春に合わせたのも、同じ理由からであるような気がする。

ではもし、その四季とその折々の季節に合わせた美徳を持ち合わせたニッポンが、仮に常夏の島国ということになった場合、いったいどうなるのであろうか……。  続きを読む


2008年03月26日

我が妄想を生み出すもの

愛しのVAIO type-TここでBlogを書いたり、見たりしているということは、皆さんパソコン(PC)をお持ちだろう。私もつい昨年末、ちょいとしたあぶく銭を手にしたおかげで、実に牽強付会なこのBlogの蒙昧にして曖昧な記事を生み出すためのPCを手にした。
写真の旅行鞄の上に鎮座している「VAIO type T」がそれだ。私は個人的にPCを使い始めて以来、ずっとVAIOユーザであるが、このtype Tは5代目になる。なぜこれを買ったかといえば、その台になっている旅行鞄を見てもらえれば分かるが、そのモバイル性である。
11.1型ワイドのディスプレイはたしかに小さくて、若干の狭さを感じるが、馴れればなんとかなるレベルだ。また重さはバッテリーを搭載した状態で約1.2kg。これも軽いとは言えないが、十分モバイル使用に耐えうる重量といえる。そうして標準でCD/DVDドライブにワンセグTVまで内蔵しているのだから、至れり尽くせりって感じなのだ。薄さを追求した結果だろうが、PCカードスロットがないのだけが唯一の難点といえようか。

私はこれを下の旅行鞄に入れて、時に現実逃避の旅に出るのである。ちなみに旅行鞄は、(買ってから知ったのだが)以前、上戸彩がカルピス(だったかなテヘッ)のCMに出た時に、そのCM中で使っていたものだった。そんなに高いものではなかったが、この事実を知ってちょっと得した気分。それで鞄の性能がアップしたわけではないが、私の中で、この鞄の付加価値は確実に上昇したのである。サービス産業全盛の現在、この付加価値という概念は、実に大きな意味を持つのだ。つまり実態(リアリティ)としての物質的な価値もさることながら、それにまつわる“付加価値”こそが今や商品価値を決めるといっても過言ではない。

そんなことを考えていたら、わがPCの逆付加価値ともいえそうな難点がもう一つあるのに気づいた。それは……  続きを読む
タグ :VAIOtype T


Posted by You at 02:29Comments(3)妄想マテリアル

2008年03月24日

直木賞の意義についての個人的見解

今年もつい先日、芥川賞と直木賞が発表された。直木賞は今年は桜庭一樹の「私の男」である。一方芥川賞は、川上未映子の「乳と卵」だった。本屋でちら見した限りでは、桜庭の方が重たいなと思ったが作者の比較では、川上の方が個人的にはすごかった(いろんな意味で!)。それにしてもいずれも女流作家だ。候補にはもちろん男性作家も混じっているのだが、さぞかし忸怩たる思いであろう。
単なる一外野的読者である私でさえ、そう感じるのであるから。

ところで直木賞作家のひとりに、石田衣良がいる。世間では名うての恋愛小説作家として認知されている(らしい)。
私も自分で小説(特に恋愛小説)を書くのに、何かのヒントになりはしないかと「1ポンドの悲しみ」という恋愛短編小説集を読んでみた。これは私が書いた小説「メランコリーを眠らせて」(さりげなく宣伝w)の下敷きとして参考にはなった。
しかしいかんせん甘い。甘ったるい。まるで砂糖の塊をかじったかのような読後感。
恋愛小説としてはとても素晴らしいが、個人的には二度と手を出し辛い。
でも石田衣良は直木賞作家なのだ。大衆文芸作品の頂点に立った作家なのである。そんな崇高な作家に対して、この書評はあまりに失礼だから、直木賞を受賞したという「4TEEN フォーティーン」を読んでみた。  続きを読む


Posted by You at 02:48Comments(0)妄想的書評

2008年03月23日

ノスタルジックにそばを食う

日本民家園 そば処 白川郷昔、私の住んでいたところから本当にすぐ近くに「生田緑地」がある。takaさんが青少年科学館のメガスターⅡについて書いていた。まあ超地元の私にしてみれば、プラネタリウムは(当時)20円で入れた昼寝場所だったから、あまり最新鋭の機種であることには、正直感動はない。むしろそういったハイテクが導入され、あっちこっちから人の来る観光場所と化してしまったのは少々寂しい。人が増えた分だけ、ザリガニもウシガエルも減ってしまった。だから今となってはガキは、メガスターに感動するか、その脇にあるD51の機関車によじ登るくらいが関の山、という公園になってしまったのである。

その生田緑地の一角に「日本民家園」はあり、さらにその日本民家園の中に「そば処 白川郷」という蕎麦屋がある。ここの主人(奥さんも含めて)には、ほとんどわが家族全員がお世話になっていて、今も年越しの蕎麦は、毎年ここで打ってくれたそばを食べるのが当家のならわしになってしまっている。特別なメニューはないが、とてもおいしい蕎麦屋である(とヨイショしておくことにする)。
実は先日母が倒れたが、その母も長らくこの蕎麦屋で働いていた。倒れる前までは……。
母が入院し、未だ意識の戻らぬ母の代わりに、先日ここに行った。母の近況を報告する意味も兼ねてだが、合掌造りの建物の中にあるこの蕎麦屋は、変わっていなかった。未だに店内には大きな囲炉裏があって、まともな暖房はそれだけだ。まだ肌寒い頃だったから、暖かい蕎麦をすするのが何より旨い。ついでにいうと、われわれが行ったときはいつもスペシャルメニュー(つまりそこにあるメニューの俗に言う「全部載せ」というやつである)の蕎麦なので、いちいち注文することもない。私が行ったせいか、この日はついでにビールまでついてきた(笑) これが地元のありがたさである。人が多くなり観光地化したとはいえ、そしてメガスターⅡや岡本太郎が幅を利かしているとはいえ、地元同士のつながりはまだまだ深いのだ。

思えば……
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Posted by You at 12:53Comments(6)妄想プレイス

2008年03月23日

ウサギの昼寝に関する考察

ようやく気候も春めいて、いよいよ暖かい風にスギ花粉が大量に舞い踊る心地よい季節になった。こんな季節になると、花粉症患者とニート以外は、きっと外に出てみたくなるに違いない。
この日、ちょっと諸般の事情で、一時間遅れで出社した私は、会社から程近い公園のベンチで惰眠をむさぼる一匹のウサギを発見した。外は晴れ。昼寝をするにはちょうど良い陽気である。
しかしウサギが公園のベンチで、しかもあおむけで、目を開けたまま、抜けるような青空を眺めて瞑想にふけっている。その表情には笑みさえ浮かべていて、ウサギの快さがこちらにまで伝わってくるようなのだ。

こうなると滅多にお目にかかれないウサギの昼寝、あるいは瞑想シーンを写真に収めておかなくては、という気になった。いつもならうさんくさいオッサンを怪訝な目で見ながら歩くこの道で、その怪訝さたっぷりのオッサンからこれ以上ないほど怪訝そうな目で見つめ返された。さもあろう。ネクタイを締めて、スーツを着込んだ一サラリーマンが、ベンチに寝そべるウサギを前に写真のアングルで悩んでいるのだから。さしものオッサンにとっても、これは非日常的経験だったに違いない。  続きを読む